第7回 JDA秋期ディベート大会

結果報告
 


JDA-mlのみなさま

第7回JDA秋期ディベート大会結果について報告します。

期日:2004年9月26日
場所:オリンピックセンター
参加チーム:20チーム


優勝:ak2brains(赤津義信、佐藤賢栄)
準優勝:ディベート実験室(安藤温敏、久保健治)
最優秀ディベーター:佐藤賢栄(ak2brains)


予選順位

順位 チーム名 勝数 得点
1 ak2brains 3 516
2 ディベート実験室 3 460
3 Oh!yagees 3 401
4 D-Net D 2 458
5 D-Net C 2 450
6 ITB Nosebleed 2 416
7 D-Net B 2 407
8 D-Net A 2 393
9 ITB Breed 2 385
10 Bandages   2 354


結果詳細

当日は、対戦表の手違いで若干遅れましたが、参加者・ジャッジのご協力によ り、ほぼ定刻通り終了できました。御礼申し上げます。

今年度も、高いレベルの 試合が随所に見られ、特に決勝戦は好評でした。私自身は決勝戦以外は見ていな いのですが、この論題は、一見、非常に細かい問題を扱うように見えて、実は、 かなり様々な議論を展開できるよい論題だと感じました。ただ、男性・女性、就 業者・非就業者、子持ち・非子持ちの組み合わせ次第で利害がそれぞれ大きく異 なるため、肯定・否定がそれぞれ別のカテゴリーの利得を主張しがちで議論をか み合わせるのが難しいと感じました。また、カテゴリーが非常にたくさんあるた め、日本全体としてこうなる、という全体像を示すのが非常に難しく、高度な技 術を求められる論題というイメージも同時に持ちました。カテゴリー別の人数や 優先順位などを事前にじっくり検討する必要があるようです。

さて、今回の決勝戦も、判定票の5票のうちの1票を聴衆の多数決に割り当てま したが、そこでは36対35と拮抗していたのに、ジャッジの判定は4-0と一方的で した。このため、チーフジャッジの佐藤義典さんからフローシートをとる重要性 や、議論を当事者別にマトリックスで分類して利益と弊害を比較するなど、 ジャッジの判定理由について丁寧に説明していただき、アンケートでもわかりや すかったと好評でした。そのほかにもたくさん質問がでましたが、時間が無く、 すべての質問にお答えできずに残念でした。

今回は、新たな取り組みとして、大会運営インターンを募集し、大会運営を手 伝っていただきました。インターンには、5人の方に応募していただき、大変助 かりました。アンケートでは、トラブル対応も含め、普段は目にすることができ ない大会運営の裏側をみることができて、勉強になったとのことでした。来年も また募集したいと思いますので、興味のある方は是非ご応募いただきたいと思い ます。 最後になりましたが、参加者、ジャッジ、スタッフのみなさまのご協力に厚く御 礼を申し上げます。来年度も是非ご参加ください。

安井省侍郎@JDA大会担当
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