2004年度前期推薦論題決定のお知らせ



 JDA会員の皆さま

日本ディベート協会(J.D.A.)論題検討委員会は,学生・社会人有志の皆さまの立ち会いの下,本日2月1日に会員投票を集計し,文言について検討を加えた結果,以下のように推薦論題を決定いたしました。


 
 日本・中国・韓国および全ASEAN加盟国は,自国通貨を廃止し,共通通貨を  採用すべきである。



投票時点からの文言が微修正されております(ASEAN諸国→全ASEAN加盟国)ので御注意下さい。

同日,英語推薦論題についての検討も行われ,以下のワーディングを推薦することにいたしました。


Resolved: That Japan, the People's Republic of China, the Republic of Korea, and all the ASEAN members should each abolish its domestic currency and jointly adopt a common currency.


なお特に英語論題では,特定の国名であることを明示するために中国・韓国の表記に正式英語名を採用しました。蛇足ではありますが,これらの推薦論題は,あくまでJDAからの推薦論題であり,大会主催者が大会趣旨から判断し,これらの表記をより簡単に China,South Koreaとしたり,略語上の通用に従い,the PRC, the ROKと簡略化することもありえるでしょう

投票の詳細
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 個人会員一人あたりの票数 = 1.0 (小数点2位以下切り捨て)
   団体会員票総計(1×20+0×15+3×10+18×5)÷有効個人会員129 =1.085

 A) アジア通貨 68.0票 (団体 0×20+0×15+3×10+5×5=55 個人 13×1.0)

 B) 診療費   51.0票 (団体 1×20+0×15+0×10+3×5=35 個人 16×1.0)

 C) 比例代表  24.0票 (団体 0×20+0×15+1×10+1×5=15 個人 9×1.0)

           (参考:投票率 - 団体会員12/22 個人会員24/129)


今回も多くの方々に御投票いただき,誠にありがたく存じます。また開票の行われたSJハウスにはかなりの立ち見が出て,たぶんJDA論題投票制度がはじまって以来の多くの立会人のもと開票が行え,大変嬉しく思います。

なお今回も,有志によるリサーチ担当班を三つのグループよりそれぞれ案を出して頂き,大変ユニークな論題案が揃えることができました。メールでの速報故,全員の御名前をだすことはできませんが,委員会一同,謹んで御礼申し上げます。

JDAでは今後とも有志の皆さまとの御協力の下,よりよい推薦論題を発表できるよう努力する所存です。今後とも御支援・御意見を何とぞよろしくお願い申し上げます。

                JDA論題検討委員会を代表して 矢野善郎


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