プロポジション委員会情報(6月12日)(1)


現在検討されているプロポ候補の3つのうちの1つ、プルトニウムのプロポのwordingですが、現在は、 Japanese government should stop all utilization of plutonium in Japan. ですが、良く考えてみると、これだと、プルトニウム利用の一部をやめることがnon-topicalになってしまって、くだらないカウンタープランを受ける可能性があります。 そこで、 Japanese government should abandon its policy utilizing plutonium as energyresources.  を検討してみました。 policyをいれた理由は、allをはずすと、どんなせこいケースでもtopicalになってしまう可能性があるため、policyという単語をいれることによって、日本政府の政策レベルのプランを肯定側に求め、それを防ごうとしています。 また、日本政府の政策、としてどうするのか、ということを明らかにすることにより、ADもDAもはっきりしてくると思います。 as energy resourcesをいれたのは、現在焦点になっているプルトニウムは、エネルギー源としてのもののみであるので、それに特化したほうがわかりやすいこと、また、医療用や研究用のプルトニウムを禁止することをtopicalにしてしまうとDAがないこと、軍事用のプルトニウムを作らないことは、すでに日本の政策であること、からです。  ただ、このwordingの難点は、使用済み燃料再処理政策を継続したまま、いくつかの施設の運転を停止することは可能で、これはnon-topicalになるため、そのようなカウンタープランが提出された場合、AFFが不利になるかもしれない(政策変更からの DAsをavoid)ということです。大間ATRは実際に建設中止になりましたし。無論、反論不可能とはおもいませんが。(permutation可能?多分、可能だよな・・・)  abandon its policyでなくて、discontinue its programmeにすると、このようなカウンタープランはありませんが、これだと、「どこどこ発電所でmox燃料をやめる」などという、せこいケースが横行する気がします。その場合は、 Japanese govenment should discontinue all or most of its programmesutilizing plutonium as energy resources. にするしかないでしょうが、これでも政策論争、といった面は薄れてしまい、議論が小さくなってしまうのは否めません。 ご意見ください。  安井省侍郎@プロポ委員 


 このページにご意見・ご感想等ありましたら、メールをください。


プロポのインデックスに戻る
jda@kt.rim.or.jp
最終更新
URL: http://www.kt.rim.or.jp/~jda