第4回プロポジション委員会結果(6月17日)(3)


日時:平成8年6月17日場所:上智大学SJハウス出席者:委員長 臼井、委員 ファーザー・ハウエル、矢野、小野、安*リサーチャー:NAFA関東、KJDL、SIDT 内容 最終的に、来期プロポ候補として以下の3つを選定した。 Resolved : That Japan and/or the United States should terminate the Japan-U.S. Security Treaty. Resolved : That Japan should stop infliction of death penalties. Resolved : That the Japanese government should abandon its program which promotes nuclear fuel recyling. 
 日米安保は、Agentを明確に示すべきであるという理由から、受け身をやめ、Japan and/or the United Statesを主語とする能動態に変更しました。プランのAgentとしては、日本、アメリカ単独、あるいは両方同時、という3種類が可能になります。 死刑廃止に関しては、infliction、つまり、死刑の宣告と執行を停止する、という表現としました。主語をJapanとしているのは、裁判所関係のプランをtopicalにするためです。 プルトニウムのみならず、核燃料サイクル全般の停止を対象とし、日本政府の長期計画"Long-Term program"の英語表現を参考とし、nuclear fuel recyclingの実用化を推進している政府の計画"program"を放棄する、という表現にまとめました。policyではなく、programを使用したのは、些末なプランではなく、日本政府の「計画」全般に関わるプランを提出してほしいからです。 
プロポのエリアが狭すぎる、あるいは肯定側と否定側のバランスが悪い、等という批判もありましたが、広さについては、半年間は十分に持つ程度の広さはあると考えており、バランスに関しても、文献の量から、命題として問題となるほどのアンバランスは生じないと判断しました。 
 エリア的には、外交、司法制度、エネルギー(国内)政策、とそれぞれ異なるものとなり、選択の余地が広いと考えています。 今後、JDA個人会員と団体会員に投票用紙が郵送され、投票を行っていただくことになります。 投票の期限は、現時点では7月4日(木)を予定しております。  リサーチャーの方々、ご協力ありがとうございました。


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