1997年度前期推薦プロポジションwording変更について

  
    

Resolved : That Japan should abolish the death penalty.

 

     2月7日に開催されたプロポ委員会において、仮にお知らせした推薦プロポジションのwordingを上記のとおり変更することを決定致しましたのでお知らせします。正式な推薦書類はおって送付されますが、お間違いの無いよう、ご注意下さい。  なお、変更の理由は以下のとおりです。 the death penaltyについて (1)文献による調査で、death penaltiesというactual usageが非常にまれで、the death penaltyがcommon usegeであることが確認できたこと、(2)複数のnativeディベートコーチ等に確認したところ、conceptや制度としての「死刑」という意味では、the deth penaltyである方が望ましいという統一的な回答を得たこと、 等から、以前のwording (death penalties)でも特段の文法上の問題はないものの、the death penaltyを採用した方が望ましいと判断しました。  abolish( stop infliction of )について (1)文献調査などから、the death penaltyには、法定での死刑宣告(the death sentence)、執行(executions)の両方の意味をもつ、概念、制度としての死刑という意味で使われていることが多いため、あえてinflictionを付けると執行に限定されたイメージがつくこと、(2)死刑廃止条約等の公式文書において、abolish the death penaltyという表現が多用されていること、 等から、以前のwording (stop infliction of)でも特段の問題はないものの、abolish を採用する方が望ましいと判断しました。  安井省侍郎@JDAプロポ委員 


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