第20回JDA ディベートセミナー報告 |
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講義風景 試合準備風景 |
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去る4月28日(日)に代々木のオリンピックセンターで開催いたしました第20回J.D.A.
One-dayディベートセミナーの報告をさせていただきます。 今回の参加者は36名。前回と同様に企業からまとめてのお申込みを頂き、早々に定員となり数名お断りせざるを得ないほど盛況でした。 午前中は「ディベート」の意味、それを習得することの意義を矢野善郎さんに詳しく講義していただきました。午後は10チームに分かれ、「日本はサマータイム制を導入すべきである」という論題の下で練習試合。ジャッジとして瀬能和彦さん、古宅文衛さん、菅家知洋さんにもお手伝いいただきましたが、後に掲げるアンケート回答にあるようにジャッジによるフィードバックに対しても多くの好評をいただきました。今回はミクロの視点とマクロの視点の必要性に関するアドバイスが多くの参加者の印象に残ったようです。アンケートに「新潟から来たかいがありました」と嬉しい一言があり、今回も大成功のセミナーでした。 次回は8月25日(日)に開催いたします。皆様の参加をお待ちしております。 JDA理事 篠 智彰 |
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参加者アンケート結果 | ||
アンケート回答(今回のセミナーを受けての感想) ○非常に役に立ったと思います。相手の言ったことに対して反論し、自分の思考を主張することの難しさが分かり大変よかったです。今後、仕事に生かせたらと思います。新潟から来たかいがありました。(教員) ○短い時間ですが良い経験をさせていただきました。なかなかディベートの機会はありませんがまたやりたい(今度はもうちょっとましなものとなりたい)(会社員) ○基礎と実践ともに親切に教えていただき、とてもわかりやすかった(会社員) ○教科書で勉強したことと実際にやってみたことが違う部分がありました。これから慣れていくうちにスキルを磨いていけたらいいと思います。楽しかったです。(学生) ○たいへん楽しくディベートがわかりました。(会社員) ○初めてのディベートで緊張してしまい、何にもできなかった。また、人の話を聞いたり自分の意見を言うのが難しいと思った。(学生) ○緊張しましたが楽しかったです。試合ではみんな自分でいっぱいいっぱいで、全体像がつかめず、時間に追われ、何を発言したくて、何を聞きたくて、どうしたいのか、何が本質なのか、わからず終わりましたが、経験を積むことで、より本質を追求したディベートができると思うのでやはり「継続」「経験」の上で身に付けていきたいと思います。経験値が上がるほどおもしろそうなので。「マクロ」「ミクロ」「第三者への説明」という視点、大変勉強になりました。(会社員) ○物事の本質を深く議論する習慣のきっかけにしたいと思います。(会社員) ○ディベートの実体験ができ、非常に有益でした。 ○参加してよかったです。これからも続けて行きたいです。(会社員) ○ディベートの奥の深さに驚きました。当日まで「こわさ」が先立ったディベートでしたが、楽しく、また考えさせられる面もあり、充実した一日でした。ありがとうございます。(会社員) ○ディベートというものの楽しさが改めて分かった。「もう一歩踏み込んだ視点からマクロ的に比較する」という矢野先生のアドバイスを役立てたい。(学生) ○いろいろな意見に対して反論していく過程でそれらをくつがえすようなアイデアを作っていくのが面白いと思いました。瀬能先生のアドバイスがとてもわかりやすくてためになりました。(学生) ○限られた時間で情報を収集、分析、まとめ(文章にする)、発表というプロセスをすべてやることの大変さを実感した。少しの時間(発表時間)でも多くの準備時間を割く必要性を実感。(会社員) ○マクロ的な見方、反論の仕方等が出来ていないことが自覚できた。個々のミクロ議論に終始しがちな日常の議論を一歩超えるキッカケにしたい。(会社員) ○すこしむずかしかったが勉強になった。とくにマクロ、ミクロは両方の見方の必要性を感じた。(会社員) ○ディベートの試合では事前準備(資料あつめ)と本番の組み立て(論理的な展開)の2つの側面があると思うが事前準備を必要としない試合は難しいのでしょうか?(会社員) ○体験を中心に実施されたことはよかったと思う。またコメントを頂けるのもよかった。継続して取り組むとポイントも見えて上達すると思う。(会社員) ○特に午後の実戦はおもしろかった。ただディベートにはなっていない、議論がかみあっていない場合は、初心者ということもあって、軌道修正が指導者の方からあった方がよかったのでは。(会社員) ○気楽な気分で参加するつもりだったのですが、職業病というか、他人の議論および構造化の甘さにばかり意識がいってしまい、あまり楽しめませんでした。が今度英語ではトライしてみたいです。(会社員) ○今回、何の下調べ、準備もなく参加いたしましたので、申し訳なかったと思っています。漠然とイメージしていたディベートとは違っていました。予想外の収穫があったと感謝しています。しかし、時間がもう少しほしかったという感じです。特に、(全くのディベート初心者であるため)ビデオを使った説明にもう少し時間を割いていただければよかったかな、と思いました。講師の方々は皆さん丁寧で、とても好印象でセミナーを終えることができたのは幸いだったと思います。これをきっかけとして、ディベートに関わってみたいと思いました。(会社員) ○当初考えていたよりもディベートというものが難しいものだと感じました。1対1でさえ相手を納得させるのが難しいのに第3者に納得してもらうことが本当に難しいと痛感しました。(会社員) 以上 |
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