[安井省侍郎]このページでは、日本におけるディベート活動とディベート団体を概観します。
(やすいしょうじろう JDA理事)
沿革
- 1950年から、国際教育センター(IEC: International Education Center) により、英語ディベート大会が開催されるようになり、大学のE.S.Sのメンバーによる英語ディベートが始まりました。ディベートの形式は、アメリカの大学で行われていたNDT : National Debate Tournament の形式を取り入れたもので、文献の引用などの証拠を使用する証明に重きを置いたアカデミック・ディベートというスタイルが定着しました。
- 1960年代から、大学E.S.S.を母体とするディベート団体が相次いで設立され、E.S.Sの連盟等と共に、英語ディベート大会を開催しています。 また、一部の高校のE.S.S.を母体とした高校生の英語ディベート大会も開催されています。
- 近年、世界各国で行われている試合開始直前に提示された命題に関し、数十分程度の準備の後にディベートするパーラメンタリー・ディベートというスタイルが日本にも輸入され、一部の大学E.S.S.を母体として大会が開催されています。
- 日本語ディベート大会は、1996年度より、JDA日本ディベート協会( JDA : Japan Debate Association)の主催する日本語ディベート大会が開催されるようになったのを始め、近年、その他いくつかの日本語大会が開催されるようになりました。
- 1997年度より、中学生、高校生を対象とした日本語ディベート大会、ディベート甲子園が全国教室ディベート連盟により開催されています。
ディベート関連団体へのリンク