第1回議論学国際学術会議

The 1st Tokyo Conference on Argumentation

議論と文化:「東洋」対「西洋」の図式を超えて

Argumentation and Culture: Beyond "East" and "West"

 

期日: 2000年8月7−9日

場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター 

主催: 日本ディベート協会 (JDA)、東海大学教育開発研究所


趣旨

 

 議論学(アーギュメンテーションArgumentation)に関する国際会議が,日本ディベート協会と東海大学教育開発研究所の主催で,2000年8月に開催されることになりました。日程は,8月7日から9日の3日間,会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)が予定されております。

 「議論」という人間生活の様々な文脈にかかわる行為についての理論的・実践的な関心は,近年とみにたかまりつつあります。すでに欧米では,既存の学科編成の枠を越えて専門的な学術誌が設けられ,国際学会・国内学会が設けられるほどになっております。

 2000年に東京で開催されるこの会議は,こうした流れを受けたもので,議論学に特化した国際学術会議としては日本では初めての試みだと思われます。「議論」に関する研究は,従来,科学や司法における論証・論理学の研究や,討論についての教育研究など,相互的な交流もないまま分かれて行われてきました。この会議は,「議論」を共通のテーマとする様々な研究の流れを相互に媒介させ,「議論」に関する探求をさらに進めていくための場を日本においても整備していくとともに,議論学の国際的な研究交流をより活発にしていくことをねらいにしたものです。


テーマ:「文化と議論: 『東洋』対『西洋』の図式を超えて」

Argumentation and Culture: Beyond "East" and "West "

 第一回の会議テーマは,「文化と議論: 『東洋』対『西洋』の図式を超えて」 'Argumentation and Culture: Beyond "East" and "West"' です。基調講演には,『インド人の論理学』(中公新書)などの著書で知られる桂紹隆教授(広島大学文学部)と,社会論争分析の権威であるG. Thomas Goodnight教授(Northwestern University, Dept. of Communicationのお二方,そして総括講演にThomas A. Hollihan教授(University of Southern California, Annenberg School for Communicationが予定されております。

 その他,国内外から広く報告希望者を募集し,テーマごとに部会・パネルに分かれて議論することになっております。なお講演および部会は,すべて東京オリンピックセンターにて行われる予定で,希望者には宿泊等の手配も行います。また報告原稿のうち相当の水準をみたしたものは,全文を会議録(Proceedings)に掲載し,会議会場にて配布することになっております。

 

内容の詳細

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タイムテーブル

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